佐野 出流原弁天池

小山市から車で30分程度になるでしょうか、佐野市にある出流原弁天池の紹介です。12月ともなると紅葉も、もはや期待出来ないと思いつつ足を運んでみたところ、イチョウの葉は今が丁度紅に染まる時期だったのでしょうか、磯山弁財天から見下ろす景色を一層引き立てる役割を果たしてくれています。

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Akiraの気紛れ韓国探訪 最終日 歩き疲れた・・・

さて、泣いても笑っても最終日です。
最終日は、水原華城と再びロッテアウトレットソウル駅店と、最後に参鶏湯というコースになります。

1日目のブログに書きましたが、水原華城に行くまでの間にハプニングがありました。
ホテルのある雲西駅から水原華城がある水原駅を目指します。
3日もいると、何というか、もう、殆ど悩まずにスムーズに行けるようになるものですね~。切符を買うのも、もう、慣れたもんですよ。ただ、行き方が何通りかあるので、そこで悩むくらいですかね。水原駅から、バスに乗りました。ここでハプニング勃発です。スマホの海外ローミングサービスがめんどくさかったもので、ついつい、無しで来てしまったのが災いした感じですね。

バスは前から乗り、ステップの所、つまり運転手さんの横に交通系ICカードの読み取り機が付いた運賃箱があるので、そこに行き先までの運賃を入れます。現地の人はほぼカード払いで、現金で支払う人はいません。運賃が書いてある電光掲示板はハングルで読めませんので、運転手さんに運賃を聞きますが、それもまた何を言っているのかよくわからないので、大きい金額を運転手さんに見えるようにして運賃箱入れます。すると、運転手さんが不機嫌そうに、優しくお釣りをのボタンを押してくれますので、お釣りの受け渡し口からお釣りを取り出します。

ステップを上りきり、吊り革に捕まりますが、スピードが早くとても揺れます。立ってられないくらいの揺れですねw
キン肉マンの第28話、『超人ふるい落としの巻』に近い状態といえば伝わるでしょうか。

そして、なかなか目的地にたどり着かないことに焦りを覚え、ふと、情報誌に書いてあった水原駅からの乗車時間を思い出しました。
「こりゃ、間違えたかな・・・」乗るバスを間違えた事に後になって気付きました。
運転手さんに話しかけ、そこでやっと目的地を告げると「はぁ~~~?」みたいな感じで、
「全く逆方向に来ているから、ここで降りて向かい側のバス停から戻れ!」と言ったのであろうジェスチャーで、降りることのアドバイスを受け、バスを降りたのですが、その時、怒っているかのような怒号で、運転手さんとその後ろに座っていた、エンペラー吉田さんみたいなおじいちゃんが、
「あっちだ!あっち」と、向かい側のバス停の方向を何度も示して下さいました。
「知らないおじいちゃん・・・ありがとう」心の中でお礼を行って、片側4斜線くらいあるであろう車通りの多い危なげな道を渡り、バスを待っていると直ぐにバスが来ました。

スマホでGoogle Mapなどは使えない状態なので、たまたま隣に立った現地の女の子に、水原華城に行くにはどこで降りたらいいのかを聞くと、その女の子は親切にも「自分が降りる次の次のバス停ですよ」と教えてくれたのだ。

旅っていいもんすねぇ~。

彼女が降りる際に、親切にしていただいたお礼として、たまたま持ち合わせていた日本の味噌汁パックとお菓子を手渡しました。捨てずに美味しく飲んでくれることを願い、結局、自分たちは駅に戻るのでした。全くの逆方向でしたからね。歩いて数分で水原華城の入り口、八達門につき、そこからタクシーに乗り水原華城に着くことが出来ました。快晴だったこともあってか、色使いがとても鮮やかで、とても良い観光になりましたね。

最後は、ソウル駅の近くに新羅参鶏湯というお店を見つけ、そこで参鶏湯を食しました。食前酒に高麗人参酒も頂きました。参鶏湯は食べ方が分からず、まごまごしていたら、女将さんがやってきて優しく食べ方を教えてくれました。まさか鶏の中に米が入っているとは思いもしませなんだ。とても美味しかったです。韓国に再び行くことがあれば、ここのお店にはまた行くでしょう。

まぁ、兎角、何かと色々あるわけですが、それはそれ、飯は飯って事で、これからも美味しい食リポートをお届けできればと思います。って、そんなコーナーじゃなかったですね。早く、釣りをやらねば。

Akiraの気紛れ韓国探訪 その2

こんちは。もう、韓国に行ったのも遠い昔のようで記憶も曖昧になってきました。自分が、5、6歳の頃の記憶とそんなに変わらないくらい曖昧になってきました。確か、1日目は疲れて出歩くのも面倒だったので、近場の焼き肉に入ったはずです。そうそう、何だか思い出して来た。。。順序としては、焼き肉を食べて直ぐに別のお店、お粥屋さんでお粥を買ってホテルの部屋で食べたんだった。
なんとなく焼肉系のお店に入るのは、以前、新大久保で見たとある光景を思い出してしまい、少々抵抗があったのですが、せっかくなので、もう全て忘れることにして入ってみました。注文は全てEnglishでこなします。焼き肉は激安・・・かと思いきや、結構普通にいい料金でしたね。セコく、単品でオーダーしていたのが失敗でした。最初からセットで頼んでおけば良かったorz…という結果になりました。

それにしても、この、鉄板の縁に流し込まれる卵が、めっちゃ美味くて、いい感じでした。卵に出汁と小エビを混ぜている感じですかね。海釣りのオキアミを一瞬思い出しましたが、直ぐに忘れることにしました。この鉄板欲しいですわ。今回入ったお店は、ことごとくキムチは食べ放題でした。韓国の焼肉屋さん、いや、焼肉屋さん以外もそうだったのですが、キムチとサニーレタス等は基本食べ放題でしたよ。日本の焼肉屋もそうなればいいな。。。あ、ビールの写真忘れた。韓国のビールはCASS(カス)という名前でした。

ちなみに、価格はウォンなので、0が一個多い感じですね。

2日目

2日目は主にソウルです。宿泊先の雲西から電車で1時間弱くらいでしたでしょうか。電車に乗る際の券売機での切符の購入が面白かったです。日本語表示が出来るので安心ですね。そして切符を購入するというよりは、毎回、簡易的なSuicaを購入するといった感じでしょうか。改札を出ると、その切符を回収する機械が設置されてあり回収の際に預り金が戻ってきます。まぁ、このシステムは紙の節約になりますよね。地元の人は皆さんカードですけどね、カード社会が特徴の様なので。

電車の特徴は、椅子が異常に硬い。日本の電車に座る勢いで座るとお尻を強打されたような感覚になるでしょう。

あとは…iPhoneが意外と少ない気がしましたね。国民のサムスンやLGに対する信頼感が絶大なんだなぁ~と思いました。自信に満ち溢れているというか。まぁ、iPhoneもチップはサムスンだったりしますからねぇ。他、電車が若干広いのかな。自転車用の場所もありますし。網棚が無い。自分の認識間違いでなければですが、荷物(スーツケース)エリアがあって、人は荷物をそこに置いて座席に座らなければならないのかもしれません。荷物から離れて座るって、なかなか勇気が要るよなぁ~と思いつつ、窓の外に目をやると、民家が少ない気がしました。マンション住まいが多いんですかねぇ。空調の室外機の設置の仕方がやばいっす。地震が来たらと思うと寒気がしますね。

明洞駅近くの商店街です。日本で言うところの巣鴨みたいな感じでしょうか。様々なお店の方が声を掛けて来てくれます、日本語で。どこで見分けているのでしょう。中国の方には、中国語で声を掛けています。私も声を掛けてもらえました。 
お店の方:「お兄さん、完璧な偽物あるよ!」
私:「・・・;」

皆さん商売熱心です。

完璧な偽物・・・これって、完璧であることへのプライドだ!私も見習わなければ。

Akiraの気紛れ韓国探訪 近いけど遠かった。。。

小山市発!一日の楽しい過ごし方をご提案するページ「1day Trip」♪第5回目は小山ではなく、とうとう国外となってしまいました。(^_^; AKIRAの自由気ままな韓国探訪(前編)をご紹介。どうぞご覧ください♪

香港旅行の予定が韓国旅行に!

新秋の風が心地よいこの季節、皆様、いかがお過ごしででしょうか。
街ぐるりのFacebookでもお伝えしましたが、わたくしは、会社から少々お暇を頂きまして、
お隣の国、韓国へ行って参りました。近場であり、珍しくもないのでしょうから、
わざわざここに起こす必要も無いのかもしれませんが、一応、書かせて頂きますね。

当初の私の予定では香港に行って、ジャッキー・チェン、ジェット・リー、ユエン・シャオティエンなど、自分の様な古い年代が好きそうなアクションスターのグッズを買いまくり、ジャッキー・チェン主演映画「拳精」の主題歌「チャイナガール」、あるいは「木人拳」の主題歌「ミラクル・ガイ」を口ずさみながら帰国する予定でしたが、奇跡は起きませんでした。諸事情により土壇場で変更になってしまったのです。

小山から成田に向かうには、境古河ICより行くべきだったのでしょうか?
小山に引っ越してから1年経つも地理が良く分からず、五霞ICから成田から向かっちゃいました。
車は、空港の駐車場ではなく、民間の駐車場に駐めて行きました。
今回チケットをお願いした知人が選択したのは、成田発JIAIR、仁川(インチョン)国際空港着の便となります。
これまで乗った飛行機に比べると「小さいな・・・」という印象でしたが、
まぁ、庶民な私はどのみちエコノミーですから(^^; 別に何に乗っても一緒ですよね。

仁川国際空港に着くと、ホテルの方が車で迎えに来てくれていたので、それに乗り込み、空港鉄道線の雲西駅にあるホテルに向かいます。空港から数えて3つ目くらいでしょうか。島と半島を結ぶ、海に架かるむちゃくちゃ長い橋を渡ります。

皆さんは、旅で何にお金を使いますか?
ガイドブックやホームページには、バスは上級者向けであり、タクシーに乗れ!と書いてあったのですが、確かに、タクシーを使えば、目的地に直ぐにたどり着きますが、なんだか・・・ねぇ。
それを選択しなかったことにより、案の定、トラブルに見舞われたわけですが、台風24号の前に無事に帰国した今思うことは、このトラブルが、この旅で一番印象深くも、心温まる出来事だった気がしています。

みそ家米ぞう

みそ家米ぞう

小山市で人気のめし屋と言えば必ずと言って良いほど名前が挙がるお店、「みそ家米ぞう」。
素材にとことんこだわり、あらゆるサービスを追求しているこちらのお店は、常に満員、満席の大繁盛です。お客さんが並んでまでも食べに行きたくなる理由を探るべく、オーナーの本橋さんに取材をお願いしました。そして、「みそ家米ぞう」に懸ける思いをお聞きすることができました。

食材に精通しているからこそ

「みそ家米ぞう」の開店は9年前。オーナーの本橋さんは元々食材の卸業をされていました。その当時から食材の味や特徴を組み合わせてレシピを作ることができたそうです。自社ブランド“天然塩ラーメンスープ”を作り喜多方の問屋に卸したり、真岡の井頭温泉などにメニューの提案をしたりと食材の卸業だけではなく、食に対する企画や開発も手掛けていました。 
その後、自分のお店を持つことを決意した本橋さん。卸業で培ったノウハウや人脈に加え、持ち前のバイタリティーとセンスで「みそ家米ぞう」をオープン。“高級食材を使ったリーズナブル定食屋”として、次々と話題になる驚きのメニューを提供し続けています。


高級食材をリーズナブルに

みそ家米ぞう その3
まずご紹介するのは、お魚定食。全国12か所の産地から直送される旬の魚を使ったメニュー。必ずしも同じ食材が手に入るとは限らないので、メニューが毎日同じではありません。しかし、栃木県では中々お目にかかることの出来ないような鮮魚が入ってくるのも楽しみの一つです。
北海道産の八角(トクビレ)やカスベ(エイ)、三陸海岸からはドンコなど、産地では美味で知られていても鮮度を保つ事が難しい魚をいち早く仕入れて、最上のレシピでお客さんに提供しています。「みそ家米ぞう」のお魚定食は絶対に食べて下さい。驚きと感動があなたを待っている事でしょう。
厳選した食材に対するこだわりは魚だけではありません。「みそ家米ぞう」で出しているステーキは、なんと!A4ランク以上のサーロインを使用しており、さらにその芯の一番美味しいとされる部位を提供しています。ステーキ専門店で5,000円以上するお肉を2,900円というリーズナブルなお値段でいただけるのです。

みそ家米ぞう その4
お魚、お肉に加えてお店が自信を持ってお勧めするメニューは、ラーメンとカレーです。ラーメンは豚骨系で、濃厚にして深い味わいとすっきりとした後味のスープは麺との相性が抜群。定食屋のラーメンと思って侮ってはいけません!!
カレーにはビーフとシーフードの二種類があり、ビーフカレーに使われている牛肉は、これまたサーロイン切り落とし部分をとろける柔らかさまで煮込んだ自信作。
シーフードカレーには、エビ、イカ、カニ、カキ、さらに刺身用のホタテをそれぞれの食材が一番おいしい状態になるように仕込んで加熱し、煮込んだルーと合わせてお客さんに出しています。こんな贅沢なカレーは中々ありません。
そして、ビーフカレーには和牛コロッケとサラダが、シーフードカレーにはズワイガニのクリームコロッケとサラダがそれぞれついてくるので、満腹度も100%になるはずです。また、忘れてはならないのが、脇役を固めるごはんと味噌汁と副菜(漬け物)のクォリティーの高さでしょう。一切の手を抜くことをせずに徹底的にこだわり、絶対の自信を持ってお客さんに提供しています。


オーナー本橋さんの思い

「みそ家米ぞうは、“お客様に満足していただける店日本一を目指す”という気持ちで日々営業しています。そして、“日本人の忘れかけている文化を食で表現する”というのが我々のコンセプトなんです。開店以来の9年間変わらぬ思いでご飯を作り続けています。」
「お子様からお年寄りまでの幅広い世代、学生さんやカップルやご家族、もちろんお一人様でも多くの方に来ていただきたいです。そして、うちのお店を通して人生にとって食事がいかに大切なものであるかを伝えていきたいですね。」と、本橋さんは話して下さいました。
厳選された素材の良さを最大限まで生かすために、手間ひまを惜しまず仕込みをし、最高の味を引き出す。仕込みや調理以外にもホールスタッフの細かいところまで行き届いた接客やサービス、店内に流すBGMに至るまでこだわるという徹底ぶり。それらの全てが、来ていただいたお客さんに満足してもらいたい、本物の味を楽しんでもらいたいという思いの現れなのでしょう。
幅広い客層から愛され続ける「みそ家米ぞう」、一度行くと必ずといってよいほどまた行きたくなってしまう理由のひとつには、こちらのお店に行くと明日への活力をもらえるからなのかも知れません。


みそ家米ぞう
〒323-829栃木県小山市東城南1-28-11
0285-31-3711

営業時間
11:00~14:30 18:00~20:30
定休日
無休
間々田紐

間々田紐 ままだひも

小山市南部の間々田地区は、近世、日光街道の宿場町として栄えました。その間々田に栃木県の無形文化財である間々田ひもの工房があります。間々田ひもは、手組みの日本古来の紐で職人が一つ一つ丁寧に組み上げる伝統工芸品です。
小山市には全国に誇るべき伝統文化が身近なところに存在しています。『紐を結ぶ、縁を結ぶ、心を結ぶ』。創業以来、紐に込められた職人の思いは今も変わらずに受け継がれています。

間々田ひもとは

間々田紐 その1
間々田ひもとは
組み紐の歴史は古く、仏教の伝来時に仏具、経典や巻物に付いている飾り紐として渡来したとされています。その後、武士の甲冑や武具、刀の下げ緒などに愛用され、現在では女性の着物の帯紐、男性女性の羽織紐やループタイなど多種多様に用いられています。
間々田ひもの始まりは大正11年。初代の渡邉浅市が東京の組紐問屋、深井誠太郎商店での組紐技術の修行を終え、郷里の間々田に戻り店を構えました。
昭和29年、民芸研究家の柳宗悦氏と近藤京嗣氏が訪れ、信州「真田紐」の真田と地名である間々田の語呂が似ているところから「間々田ひも」と命名されました。

間々田ひもは、群馬県の碓井製糸の生糸を使い、それを益子の日下田工房で草木染めに、こちらのお店で化学染めにする仕込みの作業から始まります。染めあがった糸はいくつかの工程を経て組みの作業に入ります。紐の模様や技法により異なる組み台で糸を組んでいき、組みあがった紐は仕上げの工程後、店頭に並んだり注文されたお客さんの手元に届けられます。


機械では作り出せない手組の品格

間々田紐 その4
現在、間々田ひもは三代目の渡邉靖久さんと代表であり靖久さんの母、悦子さんを中心にその家族・親族によって支えられています。一つの組み方や制作方法ではないので家族で協力しなければ良い製品を作ることは出来ません。家族の絆によって間々田ひもの伝統は守られてきたのです。
靖久さんが間々田ひもの道に入って14年目になります。糸の工程から仕上げまで行うことのできる職人ですが、「今もまだまだ修業中、一生が修業です。」と話す姿に、伝統の道を歩む者の自分に対する厳しさを感じました。

創業以来、変わらぬ手作業で使いやすい実用的な手組みの紐にこだわりと心入れをもってひとつひとつ作り上げています。手組みのやわらかさ、しなやかさ、そして上品さは機械ものには出せないものです。手組みの帯締めは程よい伸縮性があるので一度締めると緩まず着崩れを起こすことがないのが特徴です。
現在は帯締め以外にも居合道人気により刀の下げ緒の注文も多く、主力商品となっています。また、ネックレス等のアクセサリーや眼鏡紐、携帯ストラップなど様々な商品を製造しています。もちろん、全ての商品が手組みで作られています。
さらに、組み方から色・幅・長さに至るまで、お客様一人一人のニーズに合わせた完全オリジナルの一点物の注文生産も行っています。


守り続けるもの


「時代によってアクセサリーや小物等の商品も作ってきましたが、初代から受け継がれた技や手法、考え方は変わっていません。」

「時代に合ったものを作ることは必要かも知れませんが、変えてはならないものや思いがあるのです。私達は流行りを求めてはいません。派手さを求めずコツコツと地道にお客さんが喜んでくれるものを伝統を変えずに作り続けるだけです。必要としてくれるお客さんが一人でもいる限り、この伝統を守り続けていきます。」
と語る三代目の目は初代、二代目の志が宿っているかのようにきらきらと輝いていました。

組み紐は精神面が非常に大切な作業だといいます。
「気持ちが落ち着いていなかったり、苛々していると必ず商品に現れ出て良いものは出来ません。心が平静に落ち着いていないと駄目なんです。無心に心静かに作った時は良いものが出来るんですが、それが一番難しいことですね。」

こちらの工房では、たゆみなく作業を続ける職人の手に、伝統を受け継いだ強い意志を垣間見ることができます。
華やかな着物の帯を緩まぬように品位を添えて結ぶ紐。間々田ひもには素朴にしてさり気なくも確かな存在感があります。
地道に、丁寧に、そして一つ一つ確かに糸を組む職人。一つの動きでは作業の進みは目に見えてわかるものではないかもしれません。しかし、糸を組む一つ一つの動きの積み重ねが初代から受け継がれた間々田ひもという逸品を生むのでしょう。

間々田ひも
〒000-0000栃木県小山市○○000-000285-00-0000

営業時間
10:00~19:00 日曜18:00まで
定休日
月曜日(祝日の場合、火曜日振り替え)

小山東屋台村

小山市駅東で地元市民の方々から愛されている『屋台村』。地元のお酒・食材にこだわる屋台村では、ジンギスカン専門店・和風居酒屋・韓国料理・本格四川料理と個性豊かなお店が揃い、ノスタルジーに満ちた雰囲気を醸し出しています。夜になると入り口前に赤く灯る提灯がどこか昔懐かしく感じさせます。今回、『屋台村』のオーナーさんに設立したきっかけや各店舗のご主人にお店に対する想いについて取材させていただきました。

小山に屋台村あり!

小山に屋台村あり!
屋台村がオープンしたのは2010年6月10日。今年で6年目に突入し、村内には個性的で魅力溢れるお店が入っており、幅広い客層に親しまれています。
屋台村のオーナーさんは、屋台村駐車場に隣接する三共建物株式会社という地元小山市を拠点に活動している不動産屋さんで、「県南の発展に貢献する」という社是を掲げ、営業しています。その社風に育まれた精神と地元愛の表れの一つとしてできたものが、ここ『屋台村』なのです。地産地消、町おこし、人と人とがつながり合うことで地域の活性化になる、このような想いを詰め込んで屋台村はオープンしました。
一つの場所で様々なジャンルの料理が楽しめて、地元小山ブランドの食材、地酒やおしゃれなカクテル類も呑むことができる場所はありそうでないものです。一般的な居酒屋と異なる点は何といっても屋台という特徴的な空間で店主やお客さん同士が気兼ねなく触れ合い、酒を酌み交わし語り合える所でしょう。一度訪れたお客さんは屋台村のファンになり、やがて常連さんとして屋台村の村人になってしまうのです。
小山東屋台村
「もちろん、常連さんだけではなく、ぶらりと立ち寄ってお気軽に飲みに来て頂きたいですね。それぞれのお店の店主さんたちは皆さんが懐の深い人ばかりなので、初めて来るお客さんでも十分に楽しんでもらえると思います。地元密着の大人の遊び場、癒しの場として街の人達に利用してほしいですね。」とオーナーの関口さんは語ります。
「化粧室はいつも清潔に保ち、防犯カメラの設置もされているので女性のお客さんも安心して来店いただけるよう設備も整えています。さらにパーティールーム(個室)があるので個々の屋台も楽しみながら気の合う仲間とパーティールームでワイワイ盛り上がることもできます。女子会や合コン、コンペの打ち上げ等に利用するのも面白いと思いますよ。」と屋台村の魅力について熱心に話してくださいました。
屋台村の入り口を入ると、まるで縁日のような風情と懐かしさのある佇まいになっており、忙しい日常のストレスを癒してくれる事でしょう。


極上ラム肉のジンギスカン コルデロ

極上ラム肉のジンギスカン・コルデロ
メインは極上ラム肉のジンギスカン。『コルデロ』では国内流通量わずか数パーセントの柔らかい希少なラム肉のみを使用しています。高級フレンチでも使われる最上級ラム肉はもっちりとした滑らかな舌触りで、臭みやしつこさが一切なく、あっさりしているのでどなたでも美味しく召し上がれます。また、煙が出ない特殊なプレートで肉を焼いているので、お店の中は煙たくありません。スタイリッシュでおしゃれな雰囲気の店内ではヘルシーで美味しいジンギスカンを楽しめるので女性からの支持が高く、さらにアヒージョなどのサイドメニューも充実しているので「メニューも色々あってついつい頼みすぎちゃう!」と称賛の声が上がるほどです。ゆったりくつろげる空間で極上のラム肉がリーズナブルな価格で味わうことができるお店は小山市だけでもコルデロだけでしょう。


焼鳥・小料理 居酒屋えいじ

居酒屋えいじ
落ち着いた店内でゆっくりとお酒が呑める和風居酒屋『えいじ』では、優しく穏やかな人柄のご主人が、満面の笑みでお客さまを温かく迎えてくれます。格式ばらないお馴染みの料理は元寿司職人のご主人がひと手間をかけてつくった誰もが素直に美味しいと思える品々ばかりです。看板メニューでもある鳥料理や刺身は素材の鮮度にこだわり、お店自慢の串焼きは絶妙な焼き加減で肉の旨さが引き出され、ついついお酒が進んでしまうことでしょう。「海ぶどう」「もつ煮」「牛たたき」やヘルシー料理と幅広いメニューが揃う『えいじ』では「揚げだし豆腐」がお客さまに人気が高く、喜ばれております。明るい雰囲気の店内ではご主人とお客さまとの距離が近く、お一人さまでも気軽に訪れるお店となっております。近隣に住んだならば一度ならず、二度、三度と足を運びたくなる一軒です。


美味・韓国DINING オッパ

美味・韓国ダイニング オッパ
本場の韓国料理を味わえるお店『オッパ』は、訪れた人がこぞって称賛する実力派の韓国料理店です。オッパでは味の基本となる出汁にひと味違うこだわりがあり、カニなどの海鮮でだしを長時間取ることによって旨みとコクを最大限引き出します。また、牛のテールスープも同様、長時間煮込むことで、透きとおったスープの中に深みとコクのある逸品を作ることができます。「安心して満足いくものだけをお客さまに食べてもらいたい」という熱い想いを胸にご主人がきめ細かく心を気配り、素材本来のうま味を最大限引き出すように丁寧に仕上げています。ご主人の一押しは豚バラをじっくり煮込み、大葉・ネギ・キムチ・ニンニクをサンチュで巻いて自家製酢味噌につけて食べる「素敵なポッサム」がオススメです。「味をごまかさず、本当の韓国料理を味わって欲しい」という思いで『オッパ』は技と心を添えた料理で迎えてくれます。


本格四川料理 四川屋かず

四川屋かず
屋台で気軽に本格四川料理が楽しめると評判の『四川屋かず』。男女を問わず、幅広い世代に人気の中華居酒屋です。辛いイメージの強い四川料理ですが、日本人好みの口当たり良い味付けに仕上げているので辛いものが苦手な方でも美味しくいただくことができます。オススメのメニューはやはり「麻婆豆腐」です。是非「チャーハン」と一緒にお召し上がり下さい。カドのない辛さの中に深みのある旨さと山椒の香りが食欲をかり立て、チャーハンとの相性が抜群です。また、屋台ではなかなか味わうことができない「フカヒレ」などの高級食材も揃えており、そこもまた四川屋かずならではの楽しみの一つとなっております。四川屋かずは本場の四川料理を踏襲しつつお客様が喜ぶ中華をつくり、美味しい料理をより身近に深く楽しむことができます。


美味しい料理とお酒を屋台で愉しむ。屋台に集う地元の人とのつながり。屋台村は今の日本が忘れかけている隣同士の付き合いが味わえる『大人の社交場』として今夜も賑わいを見せています。
小山東屋台村
〒323-0022栃木県小山市駅東通り2-34-70285-21-1151

営業時間
夕方~(店舗ごとに異なります)
定休日
店舗ごとに異なります

猫ぱん

2014年2月22日(猫の日)、閑静な住宅街に絵本の中の様なパン屋さんがオープンしました。店長の名前は『ゆたちん』おっとりしていて、ちょっぴり人見知りの猫ちゃんです。温かみのあるのれんと手書きのメニュー表が目印のお店は、玄関まで続く可愛いお庭から始まり、見慣れた学校のイスが目に入ると、子供から大人までわくわくさせてくれます。


店内はパン屋さんのイメージを一掃させるような、手作り感で溢れたオシャレな雑貨屋さんの様でした。限られた空間を噂通りのセンスで統一されており、パンだけでなく、メニュー表から小物、ポイントカードにいたるまで、全てに店主の愛情が込められていました。もちろん、パンや小物の名前は猫にちなんだものばかり。小学生達がお小遣いをもって買いに来ると聞いて納得です。


ゆたちんと共にお店に立っているのは、猫ぱんを切り盛りしているゆきこさんです。
「“猫ぱん”は夫婦の夢なんです!」
お店が開店されるまでのお話を聞かせていただきました。

パン職人のご主人と東京で出会い、田舎で二人のパン屋さんをオープンさせたいという想いから、ゆきこさんの故郷である栃木県小山市に二人で移り、そこからゆきこさんのパン作り修行が始まりました。定番商品のロールパンを完成させるまでには、いろんな苦労があったと言います。粉からこだわり、発酵過程の調整など、何度も試作を重ね、やっとの思いで大人気のパンが出来上がったのです。納得いくまで追求したものばかりだからこそ、お店に並んでいる商品は全てに自信があるのでしょう。


すでに夢を叶えているかのように見える猫ぱんですが、現在お店に立っているのは、ゆきこさん一人です。パン屋さんを開業したいと考えてから2年、本格的に準備を始めてから1年。場所や資金、二人がかりでやっていけるのかと、想い描いていたものを現実にするには、とてもリスクが高く、悩まれたそうです。

そんな時、ご主人が提案した事、それが玄関先で始める、ゆきこさんとゆたちんが経営する小さなパン屋さんだったのです。ここでもパン屋さんは出来る!その思いつきと行動力が、今では近所でも評判の猫ぱんスタートになったのです。

タイトル


猫ぱんのトレードマークを良く見た事がありますか?そこには小さく“hop”の文字が書かれています。それは、これから猫ぱんは“hop step jump”していくという事。二人の夢は始まったばかりだということです。ゆきこさんは「開店日数を増やしたい。イートインスペースを作ってカフェのようにしたい。」と将来像を嬉しそうに教えてくれました。

小山市内で評判のお店を聞いて歩いていると、時折「猫ぱんさん」と耳にすることが多くなってきました。美味しい、可愛い、珍しい。行った人が感じる魅力は、人から人へと少しずつ広がっているのでしょう。2月に一周年を迎え、一歩一歩進んでいる猫ぱんhopがstepに変わる日がとても楽しみです。


猫ぱん
〒323-0829栃木県小山市東城南5-11-10285-28-3239

営業時間
09:00~19:00
定休日
水曜日、日曜日

えいぶるの里・おはようの家 社会就労センター・多機能型事業所

小山市北部、思川のほとりの長閑な田園地帯である東島田・三拝川岸に、障害を持たれた方たちの社会就労を目的とした福祉施設があります。一般的には、授産施設や社会就労センターという名称で呼ばれていますが、そういった名称でカテゴリーをくくって事業内容を説明したとしても、明るく笑顔に溢れ、希望に満ちたこの施設を、十分に説明しきれるものではない気がして残念でなりません。

街ぐるり特集・第一回目でご紹介するのは、社会福祉法人ソフィア会の社会就労センター えいぶるの里・おはようの家です。障がいを持たれ、就労が困難な方々に働く場を提供するとともに、働くことの知識や技術獲得のための支援や活動を様々な形で行っている施設です。実は、記者自身にも障がい者の兄弟が居り、父母の苦労や不安を目の当たりにしてきたので今回の取材には特別な思いがありました。取材により、以前から気に掛かっていた社会福祉施設というものに直に触れることができ、改めて、福祉とはどういうものなのかを考えるきっかけになりました。街ぐるりをご覧の皆様にも社会就労センターとはどんなところなのかをお伝えし、福祉についてもっと身近なものとして考えるきっかけになっていただければと思います。

施設開所までの歩み

シャープペンシルの組み立て作業
社会福祉法人 ソフィア会の設立は、今から20年以上前に遡ります。当時の国分寺養護学校(現在の国分寺特別支援学校)に通う子ども達の保護者から上がった、より良い施設を作って欲しいという声を受けて、初代理事長 荒川行雄さんが地域の方達の支援と協力の下立ち上げたものです。
学校卒業後の子ども達の将来の不安と、保護者や父兄も当然な事であるが高齢化していく中で、我が子を自立させていかなければならない、その不安や焦りはどれ程のものであったのでしょうか。我々が「大変ですね。」などと安易に言葉を掛けられるものではなかったことに違いありません。「心から安心して我が子を託せる施設を」、という保護者の切なる願いを実現すべく、ソフィア会は設立されました。
初めは、通所者5名、職員4名からのスタートでした。施設と呼ぶにはあまりにも小さい部屋でのボールペン組み立て作業を通所者、職員総出で行ったそうです。施設としての環境が十分に整っていたわけではありませんが、あかるく、なかよく、たすけあって、たのしくのスローガンの下、ソフィア会は走り出したのでした。
その後、ボールペンやシャープペンシルの組立て作業だけではなく、障がいの程度や適性に応じた作業や支援を行う施設へと変わっていきました。


『EMボカシ』作り

EMボカシ(300g・100円)


EMとは、Effective Microorganisms(エフェクティブ・マイクロオーガニズムズ)の略で、有用微生物群のことです。世の中に数ある微生物の中でも有用な微生物を集めたもので、さまざまな汚れをきれいにして腐敗菌を抑える働きを持っています。

そのEMと糖蜜を混ぜた混合液を、米ぬかやもみ殻などに加えてよく混ぜて、三か月~四か月間の熟成後、天日で乾燥させた商品がEMボカシです。
その使い方はいくつかありますが、一般的なところでいうと、家庭から出る生ごみにこのEMボカシを混ぜて堆肥を作ったり、EMボカシを直接畑に撒くことにより肥料や土壌環境を改善させ植物の健全な発育を促したり、さらには、畜産や水産にも使用できたりとその用途は多岐にわたります。この商品の効果は、大変興味深いものなのでEMボカシだけで一つの記事ができてしまう位です。
さて、このEMボカシの作業は、基本的に外仕事です。作業をする皆さんは、分担して仕込みや乾燥の工程をのんびり、のびのびと作業しています。仕込みを行っていた作業者は、ポリバケツに入ったボカシの材料に種ボカシ(完成したボカシ)を板前が塩をふる様な慣れた手つきで丁寧に振り掛けていました。時折記者たちに見せる屈託のない笑顔に心が和み、ほのぼのとした気持ちになっていると、気づけば、他の工程の作業者達も我々の近くに来ては気さくに挨拶や声をかけてくれました。

乾燥の作業は晴れた日にしかできないので、これからの夏に向けて辛い作業になりますが、作業者それぞれが得意な事や個性に合った役割分担で作業をしていました。ブルーシートに熟成したEMボカシを広げると、フルーティーな香りが辺りに立ち込めます。そして、ここでも私ににっこりと微笑みかけてくれ、皆さんの人懐っこさにこちらも自然と笑顔になってしまうのでした。


『焼き菓子・パン』作り

クッキーの製造作業


EMボカシの他にも、クッキーなどの焼き菓子やパン・ジャムの製造・販売にも取り組んでいます。パンもクッキーもできる限り天然素材にこだわり、必要最低限の保存料で健康で安全な手作り感のある商品を作っています。
派手さはありませんが、シンプルで飽きの来ない味です。世間で色んな物がありふれているからこそ、素朴を大切にして、深く長く食べて頂きたいとの思いで作業者が真心こめて作っています。

記者のおすすめは、米粉パンとショコラケーキとクッキーのバニラ味!! 米粉パンは驚くほどにフワフワでもちもち。生地は柔らかいのに程よい歯ごたえがあり、噛むほどに米の旨みが口に広がります。ジャムやバターを塗らなくてもそのままで十分美味しくいただけます。さらに3個入りで150円という良心的な値段なので、本当はこの記事で紹介せずに独り占めしていたかったんです(笑)
ショコラケーキはドイツ産のチョコレートと北海道産の小麦粉を使用した本格スイーツに仕上がっています。まるで生チョコのようにとろける触感。是非、よく冷やしてお召し上がりください。少し冷凍庫に入れて軽く凍った状態で食べるのがおすすめです。

最後にクッキー・バニラ味。バターのコクとバニラの香りがあとをひく美味さです。口に入れるとホロホロと崩れるやわらかな食感。手作りクッキーの味わいに懐かしさを感じます。
えいぶるの里には、焼き菓子・パンの工房があり、そこで出来上がった商品は少し離れた『おはようの家』にある販売所『アイスとおかしとパンの家』で販売されています。こちらの店舗にはアイス工房があり、業務用の機械を導入し、自分たちが育て収穫したブルーベリーを使ったアイスや季節ならではのアイス、地元企業とタイアップしたソルベなどを製造しています。店舗のレジの奥に工房があるので、タイミングが良ければ作業の様子も見ることができます。


手芸やいろいろな創作活動


さき織りのバッグ


さて、次は販売所『アイスとおかしとパンの家』に隣接する、『おはようの家』をご紹介しましょう。
こちらでは、作業・労働というよりも利用している皆さんの障がいや適性、個性に応じて自分のペースで自分が得意な事を、思い思いに活動をしています。
紙をちぎるのが好きな人には、ちぎり絵などの創作をしてもらい、細かい作業が好きな人には羊毛フェルトの作成、手織り機でコースターやバッグ、小物入れなどを編む作業などを、それぞれが自由に楽しく行っています。
羊毛フェルトで作った猫、犬、パンダや蛙などのキャラクターはとても可愛らしく、そのキャラがキーホルダーやストラップになったり、耳かきの柄に付いていたりと、全くもって、かわいいもの好きな人間の心をことごとく虜にしてしまうものばかりです。羊毛フェルト以外にもかわいいアイテムの種類は非常に多彩で、どれもこれも欲しくなってしまいます。
おはようの家では、これらの創作活動を“生きがい活動”と位置づけ、楽しみながら作業をして何かを作り上げる喜びを皆さんが生き生きと分かち合っていました。

利用者のほんとうの生き甲斐を追究して

基本理念「愛情と誠実」
現在、社会福祉法人ソフィア会は多様な就労環境を整え、利用者のみなさんの障がいの程度や適性、個性に合った作業を提供している。作業内容の充実や就労支援だけではなく、生活介護や自立支援、児童デイサービス等の日中一時支援事業にも取り組んでいます。さらに、今年の一月から計画相談支援事業が本格的に始動しました。家と作業所としての往復としての施設だけではなく、利用する障がい児者の地域で生活するためのプラン作成(将来設計やライフプラン等)、行政的な事から医療、心のケア、家庭生活の面まで、困っている事や難しくてなかなか出来ない事をトータル的に支援する事業です。
福祉は、施設とそれを利用する人のみで成り立っているものではありません。元来、福祉とは「しあわせ」や「ゆたかさ」を意味する言葉であり、すべての市民に最低限の幸福と豊かさの支援を提供するものだそうです。要するに基本的人権と豊かさを守ることを意味するものでしょう。福祉は障がい者や老人だけのためにある言葉ではなく、私達のすべてに関わりあうことなのです。
私達の幸せは、自分一人で成り立っているわけではありません。多くの人の支えや協力によって一人の幸せはなりたっている、障がい者も全く同じなのです。決して特別な存在ではありません。他人事のように無関心でいてはダメで、お互いに支え合い、協力し合わなければ自らの幸せもないのだと、改めて気づかされた、今回の取材でした。

えいぶるの里
〒323-0003栃木県小山市東島田2403-20285-22-4561

営業時間
09:00~16:00
定休日
無し
小山だちょう園 だちょうの写真

小山だちょう園

温暖な気候と豊かな自然に恵まれた小山市には、高い技術を持った人々によって生み出される農畜産物が数多く存在しています。
「はとむぎ」「ビール麦」をはじめ、「おやま和牛」「おとん(小山のブランド豚)」などの小山ブランドは小山市が全国に誇れる産物として市民の皆様にも広く知れ渡っていることでしょう。
今回、畜産が盛んな小山市で新たな家畜として注目を集めるダチョウを飼育している「小山だちょう園」代表の片柳雄大さんにダチョウに賭けるほとばしる情熱をお聞きしました。

チャレンジ!

だちょうとオーナー片柳さん

小山市の喜沢にある「小山だちょう園」。この地域は桑地区と呼ばれ、かつては養蚕業が大変栄えた地域でした。現在でも桑の木が多く残っており、緑豊かな田園が広がっています。その先人たちから受け継がれた桑の木を畜産という形で受け継いだ若者がいます。「小山だちょう園」の代表 片柳雄大さんです。

片柳さんは、動物好きなお父様の影響もあり幼い頃から様々な動物と親しみ、この自然溢れる喜沢でのびのびと育ちました。そのような環境で育った片柳さんは、やがて畜産業をしてみたいという夢を描き始めたのでした。元気で好奇心旺盛な青年は、「たった一度きりの人生を思い切ってやりたいことを力の限りやってみよう」、「誰もやったことのない、自分にしかできないことをやるんだ」と決意し、2011年に「小山だちょう園」をオープンさせました。

だちょうとは

だちょう

畜産業といえば、牛、豚、鶏が主流の日本においてなぜ我々には馴染みの薄いダチョウを選んだのでしょうか? 片柳さんは総合的に優秀な家畜を模索した結果ダチョウにたどり着いたのだそうです。
ダチョウは免疫力がずば抜けて高い動物で鳴き声が無く、成長速度も早いので飼育コストが他の家畜に比べて低く抑えられます。さらにダチョウは大変長い腸を持っているので消化時間が長く、糞の臭いが少ないので衛生的な飼育が可能なのです。その上、ダチョウはもともとが砂漠地帯で繁殖していた鳥ということもあり、昼夜の寒暖の差にも耐えられる丈夫な体を持っており、日本のような四季のある気候にも順応できる強い適応力があるのです。

飼育面では非常に優れた家畜のダチョウですが、食肉の面でも味、栄養ともに優れています。ダチョウ肉は赤身で鶏肉というより、牛肉に近い見た目と味をしています。むしろ牛肉よりもクセがなく、とてもあっさりとした味わいです。筋肉のかたまりなので、厚切りにカットしたステーキをレアで食べると、柔らかくもブリンブリンとした食感が楽しめ、クセが無くあっさりしているので飽きずに食べられます。衛生的にも安全な為、お刺身やたたき、カルパッチョなど生で食すことができることも大きな魅力です。そして、牛、豚、鶏に比べてカロリー、脂質、コレステロールが低く、鉄分が豊富なので特に女性に嬉しい美と健康に良いお肉として注目を集めています。


試行錯誤

家畜としての様々な可能性を秘めたダチョウに着目した片柳さん。小山市でも誰も手掛けたことのないこの動物の飼育に取り組まれた先見性と勇気には驚かされますが、未知の領域に足を踏み込んだのもまた事実なのです。

現在、「小山だちょう園」には、雛を含めて80羽以上のダチョウが広大な牧場で飼育されていますが、ここまで見事な牧場になるまでには数えきれないほどの失敗と苦労がありました。
免疫力が強く丈夫なダチョウですが、実は非常に神経質でストレスに弱く、運動、睡眠、餌の量や配合等、飼育するあらゆる環境をより良い状態に整えることに細心の注意が必要なのだそうです。繁殖、産卵、ふ化、あらゆる工程の作業を片柳さん一人で行っており、一日たりとも気を抜ける日は無く試行錯誤と勉強の毎日なのだそうです。
しかし、それらの困難を乗り越え、小山市でダチョウを生産してきました。小山桑地区の先人達が遺した桑の葉を中心に小山産の野菜や穀物を飼料として与え、安全で安心できる高品質のダチョウ肉を真心こめて生産しているのです。「小山市という恵まれた環境だからこそ、安全で品質の良いダチョウや卵が生産できるんです。」と自信たっぷりにお話する姿に、私は、小山市を愛する地産地消の精神が若い世代にもしっかり根付いているのだと実感しました。


小山ブランドとして!!

だちょうとオーナー片柳さんの写真

最後に、今後の展望を片柳さんにお伺いしました。

「小山ブランドとして小山市だけに知られるだけでなく小山市から発信できるブランドとして全国に広めていきたいです。小山の新しい名産としてプレミア感を出しつつも地元をはじめ多くの方々に美味しいダチョウを食べていただきたいですね。」とお話しくださり、さらに、「小山市の産物はいっぱいあります。それらを生かしてさらに新しい名産を創っていく。先人達の遺したものを新しい形で受け継ぐこともまた私たちができる地域おこしだと思いますし、私はそういった事ができることを誇りに思います。」
たった一人で、だちょう園を開いた片柳雄大さん。その眼には小山市の明るい未来が映し出されているのに違いありません。

小山だちょう園
〒323-0014栃木県小山市喜沢632-390285-25-4451

営業時間
9:00~17:00
定休日
無し